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パーリ伝 律蔵 大品



舎利弗と目連

ある朝、アッサジという仏の弟子が、王舎城にて托鉢をした。その端正な姿に、たまたま通りがかったウパティッサの心をとらえた。

「なんという気高いお姿であろうか。世の中に覚り(さとり)を得た人があるならば、この出家者は確かにその一人であろう。」

ウパティッサはアッサジに近づいて道を尋ねようとしたが、

「今その時ではない、托鉢の済むまで待たねばならぬ」と思い、アッサジの後について行った。

アッサジが托鉢を終え町を離れたのでウパティッサは尋ねた。

「あなたのお身体は誠に静けさに満ち、清らかに澄み切っている。あなたは誰を師としておられますか。」

「はい、今、釈迦の一族から出家した偉大な出家があります。私はその世尊の教えを信じているものであります。」

「あなたの師はどういうことを説いておられますか。」

「私は、まだ信仰に入って間がないので、詳しくは説明できませんが、簡単に言うと、『すべてのものは縁によって生まれ、縁によって滅びる』ということです。」

ウパティッサはその教えを聞いて、「生まれるものは必ず滅びる」という道理をさとり、友のコーリタと共に、二百五十人を率いて世尊の居られる竹林精舎に向かった。


世尊は遥かに彼等がこちらに向かって来たのを眺め、弟子達に告げられた。

「弟子達よ、ここへ二人の友がやってくる。彼等は私の大弟子となるであろう。」

やがて二人は世尊の弟子となり、弟子の中の上座として敬われた。これより後に、ウパティッサは舎利弗と呼ばれ、コーリタは目連と呼ばれた。しかし、古い弟子達の間に不満が生じた。世尊はこれを知り、弟子達に言われた。

「弟子達よ、舎利弗と目連を上座の弟子にしたのは、えこひいきではない。これは前生の善根と誓願によって決まっているのである。無上の涅槃を志して出家したものが、地位の高下を争うことは相応しくない。自ら心を浄(きよ)くして脇目も振らず一心に進まねばならぬ。」

そして七仏通戒の偈をお説きになられた、


諸々の悪をなすなかれ、多くの善を行えよ。

自らの心を浄(きよ)くすることこそ、諸々の仏の教えなれ。

【管理人訳】




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